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本編

こんな事が起きるなんて!?

私にとって、

こんなチャンスは無かった。

まさに願ってもない。

 

 

スカミ「お引き受けします。

詳しい打ち合わせを

させて頂きたいのですが、

どうでしょうか?」

 

 

私の新たな可能性が

開かれた瞬間だった。

 

 

それ以来、私は絵に

関する依頼を受ける

ようになった。

 

気まぐれに描いた

絵の出品だけでなく、

仕事を受けられるように、

 

 

ビジネス系のマッチング

サービスにも登録。

SNSも積極的に利用してみた。

 

 

そこから10年が経過した。

今、私は26歳。

離れに隔離されて、

 

 

ほぼ家族と顔を合わせなく

なったのをきっかけに、

好きな絵を好きな

 

 

タイミングで描き続け、

だんだんと仕事も

引き受けるように

なっていった。

 

 

ついには個展を

開くところまで、

いつのまにかたどり

着いたのだった。

 

 

スカミ「お、思ったより

お客さん来てるね」