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いそいそと入り込んできたヒサオは、
何やら材料を取り出した。
手伝ったほうがいいかな、
と思ってしばらく見ていたのだけども、
それが気に障ったのか
ヒサオ「あんまり
ジロジロ見るなよ。
俺は、おまえと違って
料理は初心者なんだ。
恥ずかしい」
アスカ「ほんとに手伝いはいらない?
初心者だったら、なおさら」
ヒサオ「大丈夫だって
言ってるだろ!」
ヒサオは奇妙なくらい、
一人の調理にこだわった。
ああまで頑なな態度を
とっているところに、
無理やり割り込んだら、
また大喧嘩になりかねない。
仕方がない。後でキッチンは
えらい事になるなぁと覚悟して、
私はリコと一緒に入浴する事にした。
もうこのまま寝よう。
朝になった。
これまた意外にも、
台所はきれいに掃除され、
まるで使っていないかのようだ。
え?なにこれ?
こんなに行き届いた
清掃ができる人だったの?
ヒサオ「どうだ、
ちょっと本気出せば、
このくらいは余裕なんだよ」
アスカ「うん、凄いじゃん、ヒサオ」
なら、いつでもお気軽に
本気を出してほしいものだわ。
という本音はしまっておいて、
私はヒサオをほめちぎった。
夫も悪い気はしないようだ。