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本編

アオキ「そんな事はありません。

プロジェクトの趣旨からして」

 

 

社長「パソコンを不得意としている

人物への教育サービスが

趣旨なのだろう?

 

 

私は、君の説明を

しっかり頭に入れていて、

よいサービスだと

判断したから許可した。

 

 

君から聞いた話には、

パソコンどころか、

オフィスマナーがなっていない社員を、

さらに甘やかすといった

サービス趣旨は入っていなかったな」

 

 

アオキ「ええと、あの」

社長「実態は、

ひどいものだと聞いた。

 

 

業務に対する不満を

述べて教育係を振り回すやら、

侮辱するやら。

 

 

オフィスの悪い状況を

改善しない事と、

このプロジェクトに、

どういう関係があるんだね?」

 

 

社長や重役に睨まれた人事部長は、

おろおろとうろたえた挙句、

いきなり私をにらみつけた。

 

 

アオキ「それは、彼女の責任です!

職務怠慢で、新入社員への

指導がいい加減、

彼女も困っていたんです!」

スカミ「はい!?」

 

 

何を言い出すんだか。

驚いていたら、

ルナも便乗の姿勢を見せた。