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本編

俺は、玄関に立てかけてあった

外掃除用の竹製ほうきを掴んで、

ぶんぶん振り回した。

 

 

こっちは1人、あっちは2人だ。

武器を持たなきゃ勝負にならない。

 

 

あっというまに大騒ぎ、

何分くらい暴れたかは分からないが、

気づいたら教師のおっさん連中に囲まれ、

取り押さえられたって結末だ。

 

 

親は呼ばれるわ、生徒指導室から

出してもらえないわ、けっこう散々な目に遭い、

この時はとうとうコワモテの登場という流れだった。

 

 

コワモテ「言いたくなきゃ言わなくていい。

他の先生に事情を聞くまでだ」

スカオ「だったら聞くなよなぁ」

 

 

コワモテ「おまえが、自主的に話を

してくれる事に意味があるんだよ」

スカオ「知らねえよそんなの」

 

 

コワモテ「そうか、じゃあ仕方ないな。

とにかく、こんな事が続いたら、

本当に学校にいられなくなる。

反省文を書いて、必ず今日中に提出だ。

でないと帰れないぞ」

 

 

こんな感じで、コワモテのおっさんは、

ずっと俺をいさめ続けた。

反省文なんか面倒くさいっていうか、

そもそも書き方なんかわかりゃしない。

 

 

ぼーっとしてたら、

コワモテは熱心に描き方を教え始めた。