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【スカッとする話】ママ友から幹事を任された卒園旅行→当日、娘と私だけ置き去りにされ…【第3話】

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【スカッとする話】ママ友から幹事を任された卒園旅行→当日、娘と私だけ置き去りにされ…【第2話】
前回の内容はこちら▼ 本編 式が終わり、初めての登園日に、 さっそくママ友ができた。 クズヨと名乗った、私とあまり 年齢が変わらない女性が、 幼稚園バスの待合スペースで 話しかけて来たのだ。 クズヨ「同じ年少さんの クラスよね。クズヨです。...

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【スカッとする話】ママ友から幹事を任された卒園旅行→当日、娘と私だけ置き去りにされ…【第1話】
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本編

代わって、マユという女性が

仲良しママになった。

育ちがいいお嬢様といった様子。

お子さんも女の子で、

ミキちゃんという優しい子だ。

まだ年少だというのに、

躾が行き届いていて、

上品だった。

習い事も、一味違った。

 

アスカ「ミキちゃん、

日舞やってるの!?」

 

マユ「両親の意向で。

私も日舞、華道、書道は、

子供の頃から教室に通ったわ」

 

アスカ「凄い!」

 

よくよく話を聞けば、

頷ける内容だった。

そういう事なら、バレエより

日舞だろうし、華道も書道も、

何なら茶の湯も。

一通りは身につけておくべき

なのだろうと納得がいった。

 

マユとミキちゃんのおかげで、

私もドレミも、気持ちよく

幼稚園生活が出来た。

もっとも、クズヨがね。

こちらは距離を置きたいの

だけど、彼女の方は

そうでもないらしい。

時々ちょっかいを出して来た。

 

クズヨ「アスカさん、なんで

マユさんと付き合ってるの?」

 

アスカ「え?

良い人だからですが、何か?」

 

クズヨ「あんなお高く止まった

人の、どこがいい人なのよ。

私、よく知らないけど、

あの人の実家は裕福なんですって」