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本編

いざ教室へ。足を向けた時だった。

何だか廊下が騒がしい。

ん?いつもはいない保護者と思われる

スーツ姿の男性や、ワンピース姿の女性が大勢いる。

 

 

スカオ「何事ですか?」

 

 

引き返して事務局に問い合わせると、なんと

 

 

事務局員「先生の授業が保護者公開になっている

というお話なんですが、お聞きですか?」

 

 

逆に聞き返された。

保護者公開?何の話だ。

うちの塾に保護者公開授業だなんて、

学校でいう授業参観みたいな

イベントがあっただろうか。

そんな説明はされていないんだが。

 

 

スカオ「廊下の皆さんは保護者の方ですか?

え?どうやって入ってこられたんですか。

塾の玄関はセキュリティ対策されてますよね」

 

 

事務局員「顔認証なんです。

だから、ロックが解除されたんですよ。

保護者向けの公開授業なんて、

やっていませんが、進路相談はあるので」

 

 

ああ、そういうことか。

うちの塾が入っているビジネスビルは、

総合玄関だけは普通に自動ドアだが、

各入居テナントの個別玄関は

セキュリティ対策されている。

 

 

その中に顔認証があり、

俺たち職員、生徒の他に、

保護者が一名に限って顔を登録するのだ。