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本編
そいつは、元々はあんまりアニメに
興味が無いやつだったんだが、
最近はハマった作品があるとかで、
コスプレイベントに来たいと
言い出した。長く格闘技を
やっている男友達だ。
恥ずかしいけれど、
そいつが来てくれれば
状況は逆転できるかも!
そんな期待をもって、
周囲を見渡している。
しかし、見つからない。
ああ、こんな事なら、そいつが
「用事できたんで、少し遅れて
合流する」と言ってきたとき、
先に行ってるなんて
言わなきゃ良かった。
コスプレ女子B「ほんとに
やめて!」
男A「うるせぇっつってんだろ、
デブが!お前はいいんだよ、
どっか行ってろ」
泣きそうになりながら、
一所懸命に抵抗している
コスプレの女の子。
彼女がかわいそうになった。
誰も助けてくれそうにない
雰囲気だし、警備関係者が
いつ来るかも分からない。
ジン「やめろよ」
あ、やっちまった。
このままじゃ、女の子が
無駄に傷つけられると思った瞬間、
俺は自分の非力を棚に上げて、
飛び出してしまっていた。
ちょっとぽっちゃりしている
女の子も、ひどいあしらわれ方を
されていた。
がりがり系でいかにも陰キャな
俺が、どんなあしらわれ方を
するか。想像するまでもない。