前回の内容はこちら▼
【第１５話】出張から帰ると嫁が消えていた→重大な事実が発覚し…
前回の内容はこちら▼ １話から読みたい方はこちら▼ 本編 女性「ああ、あそこのご家族？ ３年くらい前かしらね、 父子家庭って話の男性と 男の子が引っ越ししてきたの。 で、２年前だったと思うわ。 離婚した奥さんが 戻ってきたとかで、女性の姿も...
yomesuka.com
2024.03.22
１話から読みたい方はこちら▼
【第１話】出張から帰ると嫁が消えていた→重大な事実が発覚し…
こちらもおすすめ 本編 ヤヨイ「スカオさんへ。 疲れました。あなたとはもう、 やっていけません。 価値観が違っています。 我慢は限界を迎えました、 さようなら」 リビングのテーブルに 置かれていた書き置きを手に、 俺は血の気が引く思いを 味...
yomesuka.com
2024.03.09
本編
興信所「そうなりますね」
スカオ「マジかよ！」
価値観の違いに耐えられない、
だと！？もう我慢の限界、
だとぉぉぉ！？
実のところは、子供がいる男と
デキて、そっちが良くなったから、
元の家庭を捨てたってことか！
一杯食わされたなんて
もんじゃない。
妻の恐ろしい裏の顔を知り、
俺は鳥肌が立つ思いだった。
いやほんとに鳥肌ものだ。
あまりにも完ぺきに隠したもので、
いっそのこと感心してしまった。
最低でも２年は二重生活を
していたって事だろう？
これが、俺のように出張が多い
バリキャリ系とでもいうなら
まだしも。
あいつは専業主婦だったんだ。
しかも双子がいる母親でもあり。
どうやって、そんな時間を作った？
いやそんな事は本人に
問いただして、全てを
白状させるしかないだろう。
俺は弁護士のオノ先生に頼んで、
内容証明を郵送してもらう事に
した。
話したい事があるなら、
弁護士事務所で会おう、と。
ヤヨイ「バレちゃったのねー」
弁護士事務所に出向いてきた妻、
そして間男。二人はへらへらと
した態度で、たいへん心証が悪い。
ヤヨイは、これが彼女の本来の姿
かと思うほど、俺が知っている
人物とは別人だった。
ヤヨイ「まぁいいわ、
離婚して欲しかったし。
どうせ話し合いはしなきゃだし。
あ、そうそう。慰謝料なんだけど
５００万で」
