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【スカッとする話】泥棒ママ友の娘は泥棒小学生【第8話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 長々と娘のお気に入りだった 事や、出かけていない事、 大切にしていた事などを 語ったが、既読スルーされた。 バッグ紛失、あるいは盗難。 状況は二週間にわたって ずっと変化が無かった。...
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【スカッとする話】泥棒ママ友の娘は泥棒小学生【第1話】
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本編
店員「ですから、
お子さんが万引きを」
アスカ「娘は横で勉強中ですよ」
店員「ええ?
ですが鞄にお嬢さんの名前が」
聞き捨てならない事を言った。
アスカ「その話、
詳しくお願いします!」
店員「持っていたショルダー
バッグの中なんですが。
緊急連絡先というラミネート
加工のカードがありました。
ドレミっていうお名前と、
お母さんですか、あなたの
電話番号が書いてあって」
それだ!
ドレミの部屋から消えた、
ショルダーバッグ!
内ポケットに、名前のカードを
入れる場所がある。
娘の名前と、
私のスマホの番号を書いて
ラミネート加工し、簡単には
取れないようにしておいた。
今それを持っている女の子とは、
一人しか心当たりはない。
アスカ「すぐ行きます!」
タイミングよく、
夫の休日シフトが今日だった。
在宅している夫に娘を任せ、
私は雨の中、指定された駅前
コンビニにすっ飛んでいった。
事情を話し、バックヤードに
案内してもらうと、椅子に
座らされて泣いている
女の子がいた。