※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第1話】夫「子供は俺によこせ!」→出産直後の赤子を奪い取り浮気相手と逃走し…

こちらもおすすめ

【第1話】長男の結婚式当日「高齢出産のBBAは出席するな!」私「本当にいいのね?」→長男夫婦は自業自得の結末に…
こちらもおすすめ 本編 私の名前はアスカ。65歳。 夫は5年前に、 長患いの末に亡くなった。 2人の息子は当時まだ高校生と 中学生。それまで専業主婦だった 私は、夫の死後、定年まで 清掃員として働きながら、 夫が残してくれた保険金のおかげで...
【第1話】幼稚園の先生から突然電話「迎えにきてもらえないと困ります!」→私「もういますけど?」先生「え?」
こちらもおすすめ▼ 本編 バラ組担任「いい加減に してください! 今何時だと思ってらっしゃいますか!? こちらとしても、お待ちするには 限度かあるんですよ!?」 いやー、驚いたわあ。 息子ユウマが通う幼稚園から、 珍しく電話がかかってきて、...

本編

人生で最も幸せな出来事の1つ、

出産。

 

だが… 私の出産前後に起きた

出来事は、まさに修羅場……

 

これまでの人生の中で、

最悪・最凶の出来事だった……

 

私の名前はアスカ。29歳。

結婚2年目で、初めての

子供を身ごもっていた。

夫のナオトは32歳。

建築関係の会社​​に勤めており、

工事が完了するまで現場に

常駐しなければならないため、

1つの現場が終ればまた次の

現場へと、日本全国を

転々としながら働いていた。

 

結婚前から分かってはいたものの、

本当に長期出張の連続で、

1年の半分は家を

空けているような状況…

 

正直、とても寂しかったが、

ナオトは、『地図に残るような

仕事』に誇りを持っていたし、

私も、そんなナオトの事を

尊敬していたので、

 

(「会いたい…」「寂しい…」

なんて泣き言を言って、

ナオトさんに心配をかけてしまわ

ないように、頑張らなくちゃ!

忙しく働くナオトさんの、

心の拠り所になれるよう、

私はこの家を守るんだ!)

 

そう自分に言い聞かせながら、

甘えたい気持ちをグッと堪えて

過ごしていた。

 

そんな中、妊娠する事が出来た

のは、まさに幸運だったと思う。

ナオトはとても驚いていたし、

両親と義両親は、実は密かに

気を揉んでいたらしく、

大喜びしてくれた。