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【第22話】結婚式当日…幸せを一瞬でぶっ潰した娘→式場が炎に包まれる衝撃の展開に

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【第21話】結婚式当日…幸せを一瞬でぶっ潰した娘→式場が炎に包まれる衝撃の展開に
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 マサキ「嘘つきはお前の方だ!! 披露宴をぶち壊しやがって!!! 何様のつもりだ、 このクソガキが!!!!」 マサキさんはヒステリックに そう叫ぶと、マサキさんを 落ち着かせようと近付...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】結婚式当日…幸せを一瞬でぶっ潰した娘→式場が炎に包まれる衝撃の展開に
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本編

マサキ「い、痛い!!

痛いー!!父さんやめてー!!」

 

情けない悲鳴を上げるマサキさんの

額から血が…鼻筋を通って、

ツツーッと流れ落ちた。

「キャーーーーッッ!!!」

女性の悲鳴と共に、

招待席から何人もの男性が飛び出して

来て、周辺は大混乱に陥った。

 

人混みの間から、

社長が羽交い締めにされ、

マサキさんから離されるのが見えた。

 

リンは私の腕の中で

ブルブル震えていて、私は

「大丈夫…大丈夫よ…」

と繰り返しながらも、

自分も足がすくんで、

立つことが出来なかった。

 

マサキ「ヒイッッ!

ち、血が出てるーっ!!

この人●しーーー!!」

 

被害者ぶって大げさに叫び続ける

マサキさんの情けない様子に、

私はつい、(いや…●んでない

じゃん…)と、心の中でツッコんだ。

 

私とリンを心配して、

声をかけてくれるご婦人達や、

野次馬気分でスマホの

カメラを向ける若者たち…

大勢の人達に取り囲まれて、

私はもう、どう収集を付ければ

良いのやら、分からずにいた。

 

すると人混みの中から、

今度は女将が歩み出て、静かに

マサキさんへ近付いたかと思うと、

いつまでもうるさく叫び続けている

マサキさんの頬に、強烈な

平手打ちをお見舞いした。