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【スカッとする話】泥棒ママ友の娘は泥棒小学生【第4話】

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本編

妙なところで粘られてしまい、

なかなか帰ってくれなかった。

帰宅を促してもソファに

座ったままで、ついには

 

アスカ「晩ご飯の

支度があるから」

 

クズコ「まだいいじゃない」

 

アスカ「まだ?もう6時を

過ぎてるわよ。ヒカリちゃんも、

お腹すいてるんじゃない?

帰って用意してあげたら?」

 

クズコ「ヒカリには、

お菓子出してくれたんでしょ?

なら大丈夫よ」

 

アスカ「大丈夫って。違うのよ。

私が、ご飯を作りにくいから、

帰ってほしいの」

 

ストレート勝負に

出るしかなくなった。

ここまで言って、ようやく

立ち上がってくれた。

もうすっかり疲れてしまい、

この日から、私も距離を置こうと

考えるようになったのだ。

とはいえ、子供同士は仲がいい。

悩んだ末に、娘には悪いけど

 

アスカ「ドレミ。

ヒカリちゃんの事なんだけど。

お外で遊ぶか、仲良しルームに

行くようにしてくれる?」

 

言い聞かせた。

仲良しルームというのは、

この辺の小学生を対象にした

共用の室内遊び場だ。

コミュニティーセンターの

一種だと思えばいい。

ボードゲームや人形、

漫画等が用意されていて、

幼児から小学校六年生までなら、

無料で利用できる。

しかしドレミは首を振った。