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【第3話】リビングに謎の盗聴器が…娘の作戦で迫真の演技してみた結果w
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【第1話】リビングに謎の盗聴器が…娘の作戦で迫真の演技してみた結果w
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本編
特徴があげられていった。
その中で、真っ先にチェック
するべきポイントとして
「買った覚えが無い」が語られた。
まぁ、それはそうだ。
私はちょっと考えてみた。
テレビ裏のコンセントといえば、
用途が限られている。
もちろんテレビ、
そしてビデオの電源だ。
しかし、別の見方をすれば、
使いにくい場所にあるため、
わざわざ電源を増やす理由もない。
そのうえで、あのコンセントタップに
見覚えも、買った覚えもなかった。
動画解説「次に、発信電波の
周波数を示すシールが
貼られている場合があります。
A、B、Cの三種類があり、Aなら
398.605MHz、Bなら399.455MHz、
Cなら399.030MHz。
これらは盗聴に使われる
周波数として有名です」
解説が続く。どきっとした。
そんなシールがあったのだろうか?
アスカ「アカリ、見たの?」
アカリ「はっきりとは
分からなかったけど、何かを
剥がした跡があったのは確かだよ」
アスカ「普通いちいち
シールを剝がさないよね」
アカリ「うん。製品番号とか、
分からなくなったら、
問い合わせるとき困るもん。
貼られた状態のまま使うと思うし、
剥がした事なんか一度もないよ。
少なくとも私は」
アスカ「ママも」
二人で軽く話し合っていると、
最後の解説が始まった。
動画解説「チェックポイント
としては、簡単に内部を調べられない
造りになっているケースです…」