こちらもおすすめ
【スカッとする話】嫁と娘「作業着姿で汚い!出ていけ!不潔男」と言われた→素直に家を出た結果w【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 俺は建設会社で働いている。 仕事は決して楽では無いが、 自分に向いていると思うし、 気に入ってもいる。 愛する嫁と、可愛い娘。大きくは ないが自分の家も手に入れた。 家族3人で、仲良く、 幸せな毎日を送っていた…。...
【スカッとする話】子供の学歴マウントママ「低学歴が来るとバカがうつるw帰ってw」 帰ろうとすると…【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 トウゴ「母さん、決めたよ。 俺は進学しない」 一人息子のトウゴが、 気持ちを固めたといった 表情を私に見せた。 高校二年生の春、 いよいよ本格的に 進路を決める時期だった。 一年生の時からずっと、 私、夫カズヒコ、...
本編
シッ!黙って!!
娘のアカリが、唇に人差し指を
あてて、私に声を出すなと
ジェスチャーしてくる。
え?なに?
声を出そうとしたら、
娘は首を左右に鋭く振った。
目が怖い。
私は思わず自分の手で口を覆った。
いったい何事!?
訳が分からず、ぼう然としていた
私に、娘がスマホの画面を
見せてくる。
さっとすばやく読んで、
私は血の気が引くのを感じた。
アカリ「声を出さないで!
盗聴されてると思う」
盗聴!?日常からは想像もつかない、
ドラマでしか聞いた事がない。
そんな単語が娘の口から
出てくるなんて。
慌てる私に、娘は唇に押し当てて
いた指を別の場所へ向けて、
底を見るよう伝えてきた。
視線を向ける。掃除をするために、
リビングのソファを動かした。
ついでに、普段はなかなか
手が届かないテレビの裏にも
掃除機をかけようと思って、
たまたまリビングにやってきた娘に
頼み、テレビ台も軽くずらした。
その時、娘がある「異物」を
発見したのだ。白い塊だった。
よく見ると、どこにでも
ありそうなコンセントタップだ。
これが何?
手に取ろうとしたら、
アカリに阻止された。
みだりに触るなという事だろうか?
アスカ「……えーと」
アカリ「ママ、そろそろ
お買い物いこっか。今日の
夜ごはんは、カレーがいいかなぁ」
わざとだろう、
大きな声でアカリは言う。