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【第23話】癌と診断され、夫に見捨てられた私…

前回の内容はこちら▼

【第22話】癌と診断され、夫に見捨てられた私…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 『慰謝料』という言葉が出た途端、 チヒロの顔色がサッと代わり、 急にうろたえ始めた。 一方、ノブアキは意外にも すぐ観念したようで、 ノブアキ「はいはい。分かったよ! 分かりましたよ...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】癌と診断され、夫に見捨てられた私…
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本編

ノブアキ「ちょwwwスカコ!

www言い過ぎだろコラ!www

ここぞとばかりに俺のこと

ディスってんじゃねぇよ!wwww」

 

何が可笑しいのか、

ノブアキはツボに入ってしまった

ようで、ゲラゲラと笑っていた。

すると、チヒロがワナワナと

震え出し、突然キレ始めた。

 

チヒロ「はぁ〜っ!?私のこと

騙しといて、なに笑ってんだよ!!!

なんで私が金払わなきゃ

なんないの!?話違うじゃん!!!

なんでよ!!!なんで!!

なんでなのよ!!!!

テメェ!!!ぜってーバレねぇから

大丈夫つったじゃねぇか!!!!」

 

私は一瞬身構えたものの、

チヒロの怒りの矛先は、

なぜかノブアキに向かい……

完全にブチギレたチヒロは、

もはや制御不能となり、ノブアキに

罵詈雑言を浴びせた後、

急に寝室を出て行ったかと思うと、

包丁を手に戻って来たのだった…!!

 

そしてチヒロは、

雄叫びを上げながら、勢いよく

ノブアキへ飛びかかっていった………

 

チヒロ「うわあああああーーー!!!

●ねっ!!●ねっ!!●ねっ

!!!!オマエが代わりに

●ねーーーーっっっ!!!!!」

 

抵抗し、何とか

逃れようとするノブアキ…

しつこく包丁を

振り下ろそうとするチヒロ……

 

父がチヒロを羽交い締めし、

どうにか2人を引き剥がしたものの、

その時にはもう、ノブアキの

腹部には包丁が突き刺さって

しまっていたのだった……