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【第6話】孫と嫁を差別する姑「入浴剤と間違えちゃったわw」義実家での驚きの行動とは…
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本編
義母お得意の謎理論で、
またしても私がとばっちりを受ける。
いつもの展開…
私は溜息しか出なかった。
すぐ横で聞いていたツバサは、
私に申し訳ないと責任を
感じてしまったようで、
ツバサ「オレ…行くよ…
みんなと一緒に2泊する…
絵の方は、どうにかして頑張るよ…
じいちゃんにも会いたいしさ…」
と言い出した。私が、
「無理しなくていいのよ?」
と言おうと口を開いた瞬間、
電話の向こうから、地獄耳の
義母が叫ぶ声が聞こえてきた。
義母「ほら〜!!やっぱりね〜!!!
ツバサも、
『ばあちゃんに会いたい』
って言ってるじゃないの〜!!!
じゃあ2泊で決まりね〜!!
待ってるからね〜!!!」
義母は、
「私の言った通りでしょ〜」
と言わんばかりに
勝手にそう締めくくると、
サトシに反論される前に、
一方的に電話を切ってしまった…
(いやいやいや!!ツバサは、
『じいちゃんにも会いたい』
って言ったんですけど?
勝手に『ばあちゃんに会いたい』
に改変しないでもらいたいん
ですけど??)
心の中で義母にフルスイングの
突っ込みを入れながら、
私は改めてツバサに確認した。
スカコ「本当に大丈夫なの…?
父さんと母さんで何とかするから、
ツバサは無理しなくていいのよ?」
ツバサ「ばあちゃんがあのモードに
なっちゃったら、説得は無理だよ…
オレのせいで母さんが悪く
言われるのもイヤだしさ…
大丈夫!ちょっと面倒だけど、
キャンバスと絵の具を持ってくよ!
道具さえあれば、絵はどこでだって
描けるからさ!」