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【第8話】夫から酷い仕打ちを受け続けた私→わずか10歳の息子の復讐劇がヤバすぎた

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【第7話】夫から酷い仕打ちを受け続けた私→わずか10歳の息子の復讐劇がヤバすぎた
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ユタカは、ヒロトに対しては 一度も手をあげなかった。 その事も、『ユタカから離れる』 という選択肢を選ばなかった 理由かもしれない。 ユタカはヒロトをちゃんと 愛していたと思うし、 ...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】夫から酷い仕打ちを受け続けた私→わずか10歳の息子の復讐劇がヤバすぎた
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本編

しかし私は、ユタカに直接問いただす

ようなことはしなかった。

そんな事をすれば、また怒らせて

●言・●力にさらされるのが

オチだし、正直、ユタカが

浮気をしようが一向に構わなかった。

 

ただ、離婚なんて事になったら、

10年以上専業主婦で経済力の無い

私に、ヒロトの親権を取る事は

難しいだろうと思ったし、

仮に私が親権を取れたとしても、

私1人でヒロトをきちんと

育てていけるのか…

 

ヒロトにとっては優しい父親を、

奪ってしまっていいのか…

ヒロトに「父親の方が良い」と

言われてしまったらどうしよう…

などなど、様々な不安に支配される

ようになり、一日中一人でグルグルと

考え込むようになった私は、

いつしか精神のバランスを失い、

鬱状態になってしまったのだった……

 

病院で正式に鬱病と診断された私に

対し、ユタカは何の配慮も

示さなかった。

それどころか、これ幸いと

益々浮気にのめり込み、

ほとんど家に帰って来なくなった。

家に居なければ●力をふるわれる

心配は無いし、ビクビクしながら

過ごさなくてもいい。

 

たまに帰って来ると上機嫌で、

私にもヒロトにも異様に優しかった

ので、逆に有難いくらいだった。

私は鉛のように思い心と身体を

奮い立たせ、どうにか1人で

ヒロトの世話を頑張った。

それでもやはり、ヒロトに迷惑を

かけてしまう事も多かったのだが、

ヒロトは文句を言うどころか、

私の事を思いやり、

助けてくれるのだった…

 

ヒロトが家に居る時はまだ頑張れる

ものの、ヒロトが小学校へ行った

途端、私は動けなくなり、

何時間もボーッと座り込み、

自●を考えてしまう事も

少なくなかった。

 

ヒロト「ママ、ごめんなさい…

ボクが悪い子だから、

ママは病気になっちゃったの?

パパが家に帰って来なくなったのも、

ボクのせい?」

 

アスカ「そうじゃないのよ!!

ヒロトはとっても良い子よ!!」