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【第4話】俺をATM扱いする嫁と娘「旦那はATM!金だけあれば良いw」→その言葉で離婚を決めた結果…
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本編
さすがに腹が立つ。
そうめんを茹でようにも、
鍋が空いていない。やむなく洗って、
何とか一つ確保した。
湯を沸かす間、シンク内の洗い物を
片付けにかかる。何でこんな事を
しなきゃならないんだか。
スカオ「おい、ヤスコ。いつから
放置していたのか知らんが、せめて
鍋くらいは洗っておいてくれよ」
ヤスコ「あぁ?」
腹立ちの勢いで文句を言ったら、
ヤンキーみたいな返事が戻って来た。
ヤスコ「うるさいねえ。
文句はチナツに言って」
スカオ「何でチナツなんだ?
あいつが作ったのか」
ヤスコ「友達を連れてきて、カレー
パーティとかいうのやってたのよ」
スカオ「いつの話だ」
ヤスコ「さぁ?いつだったっけ」
なるほど。
チナツが友達と一緒にカレーを作って
食べて、後始末はしなかった。
ヤスコも、恐らく自分が作ったもの
ではないからと、片付けを拒否した。
その結果として、シンクが
どえらい事になったわけだ。
スカオ「なぁ、ヤスコ。
衛生的に問題があると思わないか?
使ったものは片づけるというのは、
常識の中でもごく普通の常識だろう。
チナツの為にならないから、
きちんとしなきゃだめじゃないか?」
ヤスコ「あんたが言えば?」
スカオ「俺が言っていいなら
そうする」
無責任な態度のヤスコに、
俺は本気で腹が立った。
スカオ「本当にいいんだな?」
俺は思わず念を押した。
娘には、しつけのために、
口うるさく言った事がある。
チナツはそれを鬱陶しいと言い、
妻に泣きついた。