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【第8話】双子を出産直後、アポ無しで我が家に来る姑「嫁イビリに来たわよ!」
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカコ「お義母さん、2人は私が 見ますので、お義母さんは どうぞ食事をなさって下さい」 姑「せっかく孫ちゃん達と幸せな 時間を過ごしてるのに、 私から取り上げるつもり? スカコさんは...
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【第1話】双子を出産直後、アポ無しで我が家に来る姑「嫁イビリに来たわよ!」
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本編
突然の姑の来訪から数ヶ月……
あれから姑は、合鍵が有るのを
いいことに、しょっちゅうアポなし
訪問をするようになっていた…
まるで自分の家のように
ズカズカと上がり込んで来ては、
私の家事にダメ出しし、
好き勝手に家事をして
帰って行くのだ…
昨日もまた、突然アポなし訪問を
してきた姑は、双子達の世話を
する私を横目にテキパキと
家事を済ませた後、
私のお腹が鳴ったのを耳ざとく
聞きつけて、口うるさく
ダメ出しをしてきたのだった…
姑「スカコさんったら!
また食事してないんじゃないの?!
ちゃんと食べなきゃ、母乳に
影響が出ちゃうじゃないの!
あなたの為じゃなく、
大事な孫ちゃん達の為なんだから、
キチンと食事を摂って貰わないと
困るんだけど?」
そう言いながら、
我が物顔でキッチンに陣取った姑は、
大量に買い込んで来た食材を広げ、
料理を始めた。
スカコ「すみません…
私も手伝います」
姑「スカコさんは、ヤマトと
ミナトの世話をしてればいいの!
段取りってもんがあるんだから、
私1人で料理をする方が早いのよ!
スカコさんとは主婦歴が
違うんですからね!」
スカコ「あ…はい。そうですよね…
じゃあ…すみませんけど、
お願いします…」
私はいつの間にか、姑に家事を
委ねる事に抵抗感が無くなっていた…
姑の言葉に甘えて全てを任せ、
料理が出来上がった頃を見計らって、
スカコ「今日も美味しそうですね!
出来た料理、運びますね!」
とワクワクしながら、料理と食器を
テーブルに並べるだけ。