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【第２２話】夫が寝言で衝撃の一言を発し、私は姿を消した…
前回の内容はこちら▼ １話から読みたい方はこちら▼ 本編 ヒナ「私はママと暮らしたい！」 ユウスケ「えっ……何でだ？？ パパと暮らせば、欲しい物 な〜んでも買ってやるぞ？」 ヒナ「いらない！！ ママの方がいい！！」 （ヒナは物で釣られるよう...
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2023.08.16
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2023.07.27
本編
養育費の方は相変わらず
キチンと振り込まれているので、
このまま何事も無く過ぎることを
祈るばかりだ。
私はもう二度とユウスケに
会いたくないが、
いつかまた、ヒナがユウスケに
会いたくなった時には、
会えばいいと思っている。
私とヒナは、その後も引き続き
両親が勧めてくれるままに、
実家で快適に暮らしている。
ヒナは、中途半端な時期の転校に
なってしまったものの、
すぐにお友達が沢山出来たようで、
楽しそうに新しい学校に通っている。
私は、カオリに誘われて同じ病院で
看護師として働き始めた。
両親がヒナと一緒に居てくれるお陰
で、夜勤にも問題なく入れるので、
病院からは有り難がられ、良い環境で
仕事をさせてもらっている。
義母は相変わらず辣腕家として、
会社を率いてバリバリ働いているが、
暇を見ては時折ヒナに
会いに来てくれている。
私とも良好な関係が続いているし、
私の両親とも仲良く付き合って
くれている。
遺産の件は、義母がこんなに
元気だし、まだまだ先の事なので、
正直どうなるか分からない。
もし本当にヒナが引き継ぐ事に
なったら、その時にまた
考えようと思っている。
元夫の寝言がきっかけで、
一度は崩れ去ってしまった人生だが、
まだまだ立て直せるはず！！
そう信じて、今はとにかく
ヒナの為に頑張っている。
父親がいない事で、寂しい思いを
させる事もあるかもしれないが、
その分、私がより一層愛情を
注いでいくつもりだ。
私の両親からも、義母からも、
愛情を持って見守り、
支えてもらっているのだから、
親子２人、必ず幸せに
ならなければ！！
たかが寝言、されど寝言…
皆さんも、うっかりバレて困るような
事は、どうぞなさいませんように！
おわり
