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【第13話】深夜1時に娘が突然「今すぐパパと離婚して!」→理由を聞いた私は娘と慌てて逃げ出した…

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【第1話】深夜1時に娘が突然「今すぐパパと離婚して!」→理由を聞いた私は娘と慌てて逃げ出した…
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本編

父は怖い顔で、ぼそっとつぶやいた。

それでも十分すぎるくらい怖い。

ケイタは、何が起こっているのか、

さっぱり分からないという

状態のようだ。

私に、視線で助けを求めてきた。

もちろん、鼻であしらってやった。

 

ケイタ「お、おい。アスカ」

 

アスカ「何か用?

この最低サイコ男」

 

ケイタ「その言い草は何だよ」

 

アスカ「聞いての通りだけど?

身に覚えがない?だったら

はっきり言ってあげましょうか。

浮気者で借金まみれの、

保険金詐欺師」

 

私が矢継ぎ早に決めつけると、

ケイタは後ずさりした。

焦った様子が丸出しだ。

 

アスカ「それが、あんたって

男の正体よ。仕事してるふりして、

本当はギャンブルばっかり。

一応フリーランスの登録は

してるけど、してるだけだよね?

そちらの浮気相手兼ギャンブル仲間と

遊び歩いているのが実情でしょ?」

 

ナナが見つけてくれた。

ケイタのスマホから抜き出した

情報が、全てを物語っていた。

フリーになるというのも、

昔からの夢なんて言っていたが、

実際はそうじゃない。

 

パチンコ店で知り合った浮気相手の

エツコが、そそのかしたせいだった。

そういうやりとりが、

SNSにわんさかあった。

さらに、とんでもない計画までも。

 

アスカ「仕事してないのに

ギャンブルばっかりやってたら、

そりゃ家計に入れられるわけないわ。

経費だ経費だと騒いで、

うちから持ち出すのも

せいぜい2~3万が限度。」