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【第6話】喧嘩自慢ヤンキーが陰キャオタクを挑発→実際に戦った結果…

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【第5話】喧嘩自慢ヤンキーが陰キャオタクを挑発→実際に戦った結果…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 おおっと、どよめきが沸いた。 つられて俺も声をあげた。 待っていた非オタク系、 現役の格闘家。友人ユウマが、 やっと合流してくれた! ユウマ「ジン、何やってんの」 ユウマは、俺の悲し...

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【第1話】喧嘩自慢ヤンキーが陰キャオタクを挑発→実際に戦った結果…
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本編

もう一人は、ちょっと

うろたえたが、周囲が

自分を見ていると気づいたのか

 

男B「か、格闘技やってるのが、

なんだってんだ?

どうせアレだろ、格闘技やってる

やつは、手を出せねえんだろ?」

 

ユウマ「ああ、そうだな。

先制攻撃は出来ないな。

だから、先に攻撃する

チャンスをやるよ。

俺が膝をついたら、おまえの勝ち。

俺はこの騒ぎから手をひく」

 

ユウマの挑発に乗った。

無言で拳をふりあげ、

殴り掛かっていく。

力いっぱいに友人の横顔を

ぶん殴る、と思いきや。

あいつ、あっさりかわした。

 

そして何かやった。具体的には

軽く手を水平に振った感じ。

ヤカラは地面に転がった。

しかも空中で一回転して、

背中から落ちたのだった。

 

男B「い、痛ってえええ」

 

男A「卑怯だぞてめぇ!」

 

ユウマ「ん?何で卑怯なんだ?

ちゃんと、先制攻撃させて

やったじゃないか。

別に、避けないとは言ってないぞ」

 

男A「嘘つけ!

何かしただろうが!」

 

ユウマ「ああ、避けたな。

避ける時に、ちょっと腕が

動いたが、まぁそれだけだ」

 

ユウマはしれっとしてそう言った。

うーむ。

絶対に何かやったんだがなー。

 

だって、避けたくらいじゃ、

殴り掛かった相手が空中で

一回転しないだろう、普通。

 

ヤカラもそう思ったのか、

ぎゃあぎゃあ騒いだが、

そのせいで無駄な時間を

使う結果になった。