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【スカッとする話】理不尽な取り締まりをする悪徳警官【第7話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 エノモト「僕は真面目ですよ、 大まじめです。 笑っているように見えたのなら、 正義を執行できた満足感が あるから、ですかね」 スカミ「はぁ?」 エノモト「警察は正義の 組織なんですよ...
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【スカッとする話】理不尽な取り締まりをする悪徳警官【第1話】
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本編
聞いているうちに、何それ、
ひどいという声があがり、
私達の妙な盛り上がりっぷりを
耳にした男性の先輩も
近寄って来た。
昼休みは、エノモトへの
愚痴大会になった。
どうも、あいつはこの辺りでは、
ある意味で有名人らしい。
ドライバーを目の敵に
しているのでは?
そんな噂がある警官だったのだ。
今日は、運が悪い日のようだ。
朝から疲れ切ったけど、
それでも仕事は待ってくれない。
自分の職務を無事に果たして、
さらに疲れて帰宅した。
何だか、やるせないなぁ。
家についたら、ちょうど
固定電話の応対をしていた母に
手招きされた。
何事かと思ったら、
電話を代われと言う。
スカミ「はい、
お電話代わりました」
女性警察官「お忙しいところ、
恐れ入ります」
若い女性の声は、
警察署だと言った。
びっくりした。
何で警察署から
電話が来るのよ!?
スカミ「ご、ご用件は?」
思わず動揺してしまった。
だって、警察署から電話が
来るなんて、一生無い事だと
思い込んでいたから。
女性警察官は、朝の交通
取り締まりについて、
詳しく聞きたい。これから
署まで来てくれないかという。
女性警察官「お仕事帰りで、
お疲れとは存じますが」
スカミ「はあ、
行けばいいんですか?」