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本編

爆弾を投下。

一緒に雰囲気が凍った。

 

ミユ「だ、誰って。

そんなのアツシさんに

決まって…」

 

アツシ「ほう?俺の子か。

おかしいな。

俺は確信が持てないんだが」

 

ぱらっと、例の写真を食卓へ。

空気は凍ったを越えて、

ブリザード吹きすさぶ

状態になった。

ミユ、ナシオ。

二人ともがく然とした。

 

アツシ「この写真の説明を頼む。

妻と弟がホテル入り浸りで、

それでも俺の子だと

言い張る根拠は?」

 

アツシが厳しい指摘を

繰り出した時。やけっぱちに

なったのか、ナシオが

 

ナシオ「あー、バレてたんだ。

それじゃ、しょうがない。

白状すればいいんだろ?

ミユちゃんのお腹にいるのは、

俺の子だよ」

 

半笑いで言った。

ミユも開き直ったように、

へらへら笑った。

これはもう、義両親も

ぶちきれに違いないと思いきや。

 

義母「それならそれでも、

別にいいわ」

 

義母はすまし顔で、

凍り付いた雰囲気をものとも

せず、言い放った。

今度は、私の方が固まった。

 

義母「責任は、

スカ子さんにあるのよ。

4年も授からないんだもの。

若いうちに手を打てば

よかったものを、

いつまでもだらけていて」

 

私に責任転嫁してきた!

義母にすれば、アツシでも

ナシオでも、自分の子供に

変わりはない。

孫が欲しい、この一点に

関心が集中しているのだろう。