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【スカッとする話】クズ夫「目障りだ!トイレに住めよ!w」→お望み通り、トイレで生活してやった結果【第12話】

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【スカッとする話】クズ夫「目障りだ!トイレに住めよ!w」→お望み通り、トイレで生活してやった結果【第11話】
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本編

次に写真を見ると、モエちゃんとの

デート写真がやたらでてきた。

中にはキス写真や、ベッドの中で

撮ったような際どい写真もあった。

 

(わ〜!こんな写真撮っちゃって!

若い子と付き合えて、

浮かれちゃったんだね〜…。

てか、モエちゃん!わわわ。

これはダメ!!こんな写真

撮らせちゃ、ダメ絶対〜!!)

 

そして驚くことに、モラオ・

モエちゃん・ユウの3人で

写っている写真まであった。

写真の中のユウは、

楽しそうに笑っていた…。

私にはもう長いこと見せてくれて

いない、子供らしい、屈託のない

笑顔…。こればかりは、ショックを

受けずにはいられなかった。

 

(反抗期じゃなかったのね…。

ユウは私のことが、

本当に嫌いだったんだね…。)

 

また涙が溢れてきた。

初めて抱っこした赤ちゃんの時から、

幸せだった頃の思い出が、

次々と浮かんでは消えていった。

 

(自分の子だと思って育てたのに…。

結局、親とは思ってもらえなかった

んだな…。)

 

もう、とっくに終わっていたのだ。

私がそれを認める事が

出来なかっただけで。

 

スカコ「さよなら、ユウ…。」

 

私は涙を拭いて、モラオのスマホの

写真とビデオのデータを全て

パソコンにコピーした。

それからまた忍び足で寝室に入り、

スマホを元の位置に戻すと、

玄関から家を出て、

また窓をくぐり、トイレに戻った。

朝まで少し眠ろうと思ったが、

ショックが後を引いて眠れなかった。

 

モラオの事も、ユウの事も、

全てこの家に置いて、

出て行けばいいんだ。

貯金も少しは有るし、仕事も有るし、

生活は何とかなるだろう。

そんな事を考えていると、

窓の外が少しずつ明るくなり、

いつの間にかウトウトしてしまった。