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【スカッとする話】タワマン最上階に住むマウントママの嫌がらせの度が過ぎた結果…【第6話】
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本編
ワルミはにやにやしながら、
玄関越しに応対してきた。
ワルミ「あー、ごめんなさいね。
うちの子、ちょっと
はしゃいじゃったみたい。
お弁当、弁償しようか?
ホテルのランチ弁当でも
届けさせるわ」
アスカ「要りません。
そういうの止めてください」
ワルミ「子供にはよく言って
おくから。ごめんね。ところで、
バザーの件なんだけど…
引き受けて、くれるよねえ?」
笑いを含んだ、
何とも嫌な口調だった。
暗に、引き受けないなら、
また子供にやらせるぞと
言っているようなものだ。
しかし、はっきりとは
言っていない。
思ってたよりずる賢い!
私は考えたが、泣きながら
帰ってくる娘の姿を、
二度と見たくない
気持ちの方が勝った。
この一回だけという事を
強調して、今回だけは
引き受けた。
しかし、これが良くなかった。
娘が幼稚園で
嫌がらせをされれば、
私が要求を呑むという、
一種の図式が
できてしまったのだ。