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【スカッとする話】職場のタピオカミルクティーが毎回盗まれるので、下剤を入れておいた結果…【第9話】

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テキスト版

それを見て、彼女は

満足そうににやっと笑い、

またリキミを連れて出て行った。

こんな嫌がらせされる

くらいなら、いっそのこと、

休憩室に引きこもっていて

欲しいものだ。

午前の終わり近くになって、

営業一課の担当者が、

うちのオフィスにやって来た。

 

営業マン「スカ美さん!

何やってるんだよ!」

 

スカ美「え?何って、

仕事ですが」

 

営業マン「さっきから

内線入れてるんだよ!

確認事項を知らせてくれって、

スカ美さんが言ったんだよね?

何で内線に出てくれないの」

 

スカ美「えっ!?」

 

この時、私は、ツボネが

どうしてこの席に私を

座らせたのか、意味を理解した。

私あてに内線がかかってくる

事を、理由はともかく、

ツボネは知っていて、わざと

こちらに座らせ、妨害したのだ。

何が、営業さんに迷惑が

かかったらどうする、よ。

私は、自分の席を見た。

いつのまにか、入社してまもない

若い後輩が座っている。

私を見て、申し訳なさそうに

うつむき、目をそらした。

 

スカ美(そうか、

あの子もツボネに)

 

きっと、あの後輩はツボネに

言われて、私への嫌がらせに

加担したのだろう。内線を

繋ぐなと言われたに違いない。