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【第5話】奢ってもらうことを前提で高級寿司を食い散らかす泥ママ

前回の内容はこちら▼

【第4話】奢ってもらうことを前提で高級寿司を食い散らかす泥ママ
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 私は昨日思わず2度見した マキさんの服装を思い出し、 苦笑いしか浮かばなかった。 ママ友「そうそう!若い子と 同じように露出したって、 逆に衰えが目立つだけなのにね! 『あーしって、...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】奢ってもらうことを前提で高級寿司を食い散らかす泥ママ
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本編

アスカ「ねぇねぇ、カオリさん、

聞いて聞いて!スグルの昇進が、

ついに決まったの!!」

 

カオリ「あ、もしかして!

難しい試験に向けて、

ずっと勉強してるって言ってたやつ?

上手くいったの?!」

 

アスカ「そうなのー!

やっと努力が報われたんだよ〜!

もう私まで嬉しくて嬉しくて…」

カオリ「おめでとう〜!

お祝いしなきゃだね!またあそこ?

いつものご褒美寿司?」

 

『ご褒美寿司』とは、

我が家で何か特別なお祝い事が

あった時にだけ行くことにしている、

地元の老舗有名寿司処、

〇〇〇寿司の事だった。

 

先述の通り、美味しい海鮮に

目が無い私達は、普段は敷居の高い

高級店を『ご褒美寿司』にする事で、

モチベを保ち、設定した目標に

向かって日々頑張ることが

出来ていた。

 

アスカ「そうなんだけど、

全然『いつもの』じゃないんだよ〜!

超お久しぶりなんだよ〜!

あ〜ん!何食べよっかな〜!

今から迷っちゃう〜!」

 

カオリ「そうだよね〜。○○○寿司

なんて、そうそう行けないよね〜。

うちも長い事行ってないなぁ……

羨ましいっ!このこのっ!

楽しんできてよねっ!」

 

2人で笑い合っていると、

いきなり背後から、いかにも自然な

感じで、誰かが話に加わってきた。

マキさんだった……

 

マキ「へぇ〜、○○○寿司

行くんだ〜。旦那さん、

昇進が決まったんだって?

そんな良いニュース、

私にも教えてくれないとじゃ〜ん!」

 

(え…??マキさんなんでそれを…

もしかして…全部聞かれてた…!?)