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【第5話】娘の婚約者との食事会にキチママ登場!→突然コーラをかけられ…

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【第4話】娘の婚約者との食事会にキチママ登場!→突然コーラをかけられ…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 アスカ「え…?わざわざ1人暮らし なんて…家賃もったいないじゃん!」 だって、せっかく稼いだお金だよ? 親と住めば家賃はタダなんだから、 その分、遊んだり、おしゃれしたり、 青春を謳...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】娘の婚約者との食事会にキチママ登場!→突然コーラをかけられ…
こちらもおすすめ 本編 あ、まずは自己紹介ね。 えっと、私はアスカ。37歳。 シングルマザー。 子供は娘が1人。名前はサアヤ。 もう社会人として立派にやってる。 旦那とは死別。それ以来 ずっと独身で、私はサアヤを 育て上げたんだ。 言葉遣い...

本編

サアヤ「うん。分かった。

でも、心配しなくて大丈夫だよ!

身元は確かだし、すごく

キチンとした人だから!」

 

まぁ、サアヤのことだから、

心配ないとは思うけど…

水商売しててシミジミ思うんだけど、

世の中には、変な男に引っかかって

苦労してる女がワンサカいるんだよ…

 

変なヤツだって、一見ちゃんと

してたり、外ヅラだけは

良かったりするんだからさ……

 

おっと。前置きが長く

なっちまったね。

そろそろ今回の本題に入ろうか。

 

ある日、週イチペースで会いに来る

サアヤが、やっと彼氏に会わせて

くれるって言い出したんだ。

それが半年くらい前のこと。

1人暮らしを始めて、

1年くらい経ってたかな…

 

アスカ「サアヤったら…いつに

なったら彼氏を紹介してくれんのよ。

もったいつけちゃってさぁ〜…

もう良い加減、会わせて

くれてもいいじゃんか!」

 

サアヤ「あ…それなんだけど……

じつは向こうも、ママに

挨拶したいって言い出してさ……」

 

アスカ「キターーーーーー!!!」

 

私は思わず天に拳を突き上げた。

 

アスカ「そうこなくっちゃ!!

いつ?いつ会えんの??」

 

引き気味のサアヤに詰め寄りながら、

私はふと気が付いた。

 

(あれ…?ちょっと待てよ……

彼氏が彼女の親に、

わざわざ『挨拶したい』って……

もしかして…アレ?

『娘さんを僕に下さい!』

とかってやつ??早くも結婚??

そう言うことなの???)

 

恐る恐る話を聞いたところ、

またしてもビンゴだった…私は

 

(え、早くない!?まだハタチだよ?

交際1年ちょっとだよ!?)

 

って思ったけど、

自分で言うのも何だが、

盛大な『おまいう』だったよね…ww

相手は、娘が働く運送会社の

社長の息子らしくてさ、

地元の中小企業とは言え、いわゆる

『玉の輿』ってやつだった。

 

(やるな〜!サアヤ!!

さすが私の娘!!でも……)