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【第18話】30年取引してきた老舗ステーキハウスに納品当日「肉1,000万分納品なしで」→向かいにあるステーキハウスに納品を始めた結果…

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【第17話】30年取引してきた老舗ステーキハウスに納品当日「肉1,000万分納品なしで」→向かいにあるステーキハウスに納品を始めた結果…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 カネナリ「ご歓談中失礼。 先程タカウマ亭に行ったんだが、 ワルミさんはこちらに 来られていると聞いて来ました。 ワルミさん、この後、 少しお話宜しいですかな?」 ワルミ「あらまぁ〜!...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】30年取引してきた老舗ステーキハウスに納品当日「肉1,000万分納品なしで」→向かいにあるステーキハウスに納品を始めた結果…
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本編

ワルミ「こちら、さっき話した

SKTホールディングスの、カネナリ専務様。

滅多にお会いできる方じゃないのよ〜!!

そんな方がなんと!!タカウマ亭を

気に入って下さってね〜!!ww

定期的な貸切のオファーを

下さったのよ〜!!!www」

 

カネナリ「いやあの…

その件についてですが……」

 

ワルミ「えぇ、えぇ、ご要望、

何なりとお申し付け下さいませ〜!!!」

 

カネナリ「大変申し訳無いが、

貸し切りの話は白紙に戻して頂きたい!」

 

(わーーーー!!!キャンセルきたーーーー!!!)

 

軽く10秒ほどの沈黙の後、

ワルミはおずおずとカネナリさんに問い返した。

 

ワルミ「あの………今のは…

冗談……ですわよね?」

 

カネナリ「いや、冗談ではありません。

あの話は全て、無かった事にして頂きたい!」

 

ワルミ「そ、そんな…急にどうして……

お話を頂いた時には、

信頼出来る人物からすすめられた、って

仰ってたじゃありませんか!!!

私どもに対する信頼はまだ無いとしても、

その人物のことは信頼なさってるんじゃ

ございませんの?!?」

 

カネナリ「それがだね…くだんの人物から、

改めて連絡をもらったんだ。

その方の話によると、最近タカウマ亭は

肉のランクを落として、

不誠実な商売をしているらしいじゃないか!

おすすめしたのは間違いだったと、

謝罪を受けたよ!」

 

カネナリさんからの説明を聞くうちに、

ワルミの表情には、焦りの色が

どんどん濃くなっていった…

 

ところがワルミは不誠実な行いを

認めるどころか、開き直って嘘を重ね始めた。