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本編

なんて思っていたのは、

披露宴までの事だった。

二次会にも参加して、いよいよ

新婦と親しく話をする機会が

巡ってきた時。

俺は、ちょっとした

違和感を感じた。

 

レミ「レミでーす!

スカ太郎さんって、

弁護士さんなんですって?

きゃあ!稼いでいそう!」

 

ええと、これは

どういう意味なんだ。

一番引っかかったのは、

初対面の男を「稼いでいそう」

と評価したことだ。

新郎を隣に立たせておいて、

そんな事を言うか、普通?

 

スカ太郎「あはは、

ありがとうございます。

残念ながら、

まだ修行中なんですよ。

バリバリやり手の弁護士に

なるためには、もう少し

時間がかかると思います」

 

レミ「そうなのぉ?

弁護士って、めちゃくちゃ

稼いでいるってイメージなのに」

 

スカ太郎「はははは」

 

もう笑うしかなかった。

なんだか、男の価値は金と

信じているような女性に見えた。

その証拠というか、俺が確信した

理由として、修行中だから

そこまで稼いでいないと言った

とたん、とても分かりやすく

興味を失った顔になった。

 

なんなんだ。

もし俺が、世間のイメージ通り、

めちゃくちゃ稼ぐ弁護士

だったとしたら、彼女は

どうするつもりだったんだ?

夫になったばかりの

アキラがいるのに、だぞ?

何とも、嫌な感じだった。