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【第１６話】1年前に家族を捨て間男と駆け落ちした汚嫁帰宅。→新家族全員でフルシカトした結果
前回の内容はこちら▼ １話から読みたい方はこちら▼ 本編 子供達が顔をのぞかせ、それぞれに 辛辣な言葉をリツコへ投げかけた。 俺が騒いでいたせいだろう。 リツコ「シン！ミナ！ 私、お母さんよ！？」 リツコは真っ青にな...
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2024.01.16
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【第１話】1年前に家族を捨て間男と駆け落ちした汚嫁帰宅。→新家族全員でフルシカトした結果
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2024.01.02
本編
リツコ「母さん！？な、なによ
あんた、どこから湧いて出たのよ！」
スカオ「失礼だな、
俺の大事な妻に向かって」
リツコ「妻！？
スカオ「俺は再婚したんだよ。
何かおかしいか？
もちろん、離婚の後で交際を始めた。
どこかの誰かさんとは違う」
リツコ「う、嘘！離婚して
まだ１年しか経ってないじゃない！」
スカオ「世の中には、
スピード婚って言葉があるんだよ」
まぁ俺とイズミが結婚に至るには、
リツコのある意味「協力」が
あったのは確かだが。
実は、俺が元妻の浮気を知るきっかけ
になった「とんでもない光景」に、
イズミは関わっている。
予定していた接待が無くなり、
急いで帰ってきた時、
俺は玄関先でリツコが知らない男と
キスしている現場に行き会ったのだ。
スカオ「リ、リツコ……」
ぼう然とする俺に、リツコの方は
まるで気づいていなかった。
名残惜し気に男を見送り、
家に入って行った。
その後を追った俺は、リツコが
子供達に怒鳴り散らす姿さえ
目撃するはめになったのだ。
リツコ「ぼけっとしてるんじゃ
ないわよ！いつまでリビングに
座り込んでるつもり！？
何時間そこにいようと、晩ご飯が
出てくると思ったら大間違いよ！
自分で何とかしなさいと言って
あったでしょ！」
これが、あのリツコか？
あいつの本性だったのか？
見抜けなかった自分に腹が立ち、
暗いリビングにうずくまる子供達に
申し訳なくて、二の句が
継げなくなったものだった。
