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【第10話】1年前に家族を捨て間男と駆け落ちした汚嫁帰宅。→新家族全員でフルシカトした結果

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【第9話】1年前に家族を捨て間男と駆け落ちした汚嫁帰宅。→新家族全員でフルシカトした結果
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【第1話】1年前に家族を捨て間男と駆け落ちした汚嫁帰宅。→新家族全員でフルシカトした結果
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本編

焦って両親に相談したところ

 

スカオ父「だったら、スカオの

単独ローンでも大丈夫なように、

資金を考え直せばいい」

 

スカオ「そんな簡単にはできないよ」

 

スカオ父「頭金を多めに払えば、

ローンの金額を下げる事が

できるだろう。

援助するから、リツコさんと

もう一度よく相談してみなさい」

 

父親から、何とも頼もしい

返答を得た。

うちの実家は、割と裕福だった。

もちろん父は俺に甘えを許さない

性格で、簡単には援助する

なんて言うタイプじゃない。

しかし、話が話だけに、

この時ばかりは父もあっさり

「援助」と言ってくれた。

 

リツコ「お義父さんから、

そんなありがたいお話が⁉

良かった。お言葉に甘えて子供達の

ために、私はキャリアを諦める。

もしお義父さんと

お義母さんが望まれるなら、

同居も前向きに考えるわ」

 

リツコも二つ返事で了承し、

俺達は協議の結果、

将来的な同居を視野に入れた

二世帯型住宅の新築に踏み切った。

 

父からの援助が、

かなりローンを楽にしてくれた。

お陰で、俺は仕事に専念し、

リツコに家庭を任せるという、

我が家なりの仕組みを

作れたのだった。

 

まだ早いという事で、

親は同居していない。

子供達が中学生になったら

考えるというのが、

当初の取り決めだった。

 

俺はすっかりそのつもりで、

ひたすら働く事に集中していた。

リツコは家事と育児を一手に

引き受け、昔ながらの

夫婦の姿になっていったのだ。