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【第20話】毒親の母が893の事務所に俺の履歴書を送り、俺の就職が決まった→20年後…

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本編

ジン「助けてくれ?あんた、そんなに

俺に好かれてると思ってた?」

 

母「え?いえ別に、

すごく好きってわけじゃない……

のは分かってるわ」

 

ジン「じゃあ、これ以上は

粘っても無理だから、働きな。

どうせ金が欲しいんだろう?

誰が恵んでやるかよ」

 

これも、かつての会話が

そっくりそのまま、

母に返った瞬間だ。

母は絶望の表情を浮かべた。

 

ジン「おい、この女の仕事を探せ。

水商売できる容姿じゃねえからなぁ。

皿洗いでも何でもいいや。

3つ4つ掛け持ちさせても

構わねぇよ、仕事あてがって、

徹底的に絞ってやれ。

うちの金融で、借りた金踏み

倒してるに違いねえんだから」

 

母「ひぃ!ジン。そんな、

お母さんを無理に働かせるの!?」

 

ジン「ぎゃあぎゃあ

騒ぐんじゃねえよ!

昔、俺のために

仕事を探してくれたじゃねえか。

ほんの恩返しだ。

とびっきりキツい仕事を見つけてやる

から、おとなしく待っとけ!」

 

俺の一喝で、母は真っ青になり、

床にへなへなと座り込んだ。

盛大にブーメランを食らって、

もう立ち直れないってところか。

 

俺が合図すると、若い連中が

駆け寄ってきて、母の両腕をつかみ、

力づくで立ち上がらせた。