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【第13話】婚約者の彼と高級レストランへ→入店後すぐに伝票が渡され…

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【第12話】婚約者の彼と高級レストランへ→入店後すぐに伝票が渡され…
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【第1話】婚約者の彼と高級レストランへ→入店後すぐに伝票が渡され…
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本編

イリエ「私…高級レストランに

勤めながら、そのうち彼が来るかも

しれないって、考えてました……

もしまた会えたら、レストランを

クビになっても構わないから、

ビンタして、文句の1つも言って

やろう!って思ってたんです……

 

でも今日…本当に彼が

女性を連れてやって来たら、

頭が真っ白になっちゃって……

思わず隠れちゃったんです。

それで、(どうしよう、どうしよう、

とにかくあなたを助けなきゃ!)

って、必死で考えてたら、

閃いたんです!

 

これは彼の正体を暴く

チャンスなんじゃないかって!!

どうにかして、あなたに彼の本性を

知らせて、味方になってもらえば、

彼の詐欺の証拠を掴むことが

出来るんじゃないかって!!

 

自分勝手な願いだって

ことは分かってます…

もしかしたら、あなたを危険な目に

合わせてしまうかもしれないし……

全部あなた頼りで、

無責任だって事も……でも……もう、

あなたに頼るしかないんです!

どうかお願いします!!

力になってもらえませんか?」

 

スカミ「そ…そんなこと言われても…

私…まだ彼のこと……」

 

イリエ「信じてるんですね……

そうですよね、婚約まで

したんですもんね……

 

でも、考えてみて下さい!

まだお金の被害を受けていないかも

しれないけど、あなただって、騙され

ている事には変わりないんです!!

その婚約指輪だってきっと、

詐欺で騙し取ったお金で買った

物なんですよ!!」

 

私は愕然として、自分の左手を見た。

大切にしてきたこの指輪が、

イリエさんの言うように、女性たちの

血と涙で出来ているとしたら…

 

そう考えると、

まるで呪いの指輪のように、

一気に恐ろしい物に思えてきた。

私は急に吐き気を覚え、

思わず右手で口元を押さえた。