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【第5話】婚約者の彼と高級レストランへ→入店後すぐに伝票が渡され…

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【第4話】婚約者の彼と高級レストランへ→入店後すぐに伝票が渡され…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカミ「そう言えば… 事業プランは定まったの?」 タカヤ「あぁ…ある程度、 絞れては来てるんだけどね… 慎重に決めたいから、 細かく検討してるところ」 だったり、またあ...

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【第1話】婚約者の彼と高級レストランへ→入店後すぐに伝票が渡され…
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本編

その真剣な表情を見て、

どうやら席を間違えたわけでは

ないようだと感じた私は、

戸惑いながらも、ゆっくりと

伝票ホルダーを受け取った。

膝の上で開いて確認すると、

中に挟まれていたのは伝票ではなく、

 

[今すぐその男から逃げて!!]

 

と走り書きされた、

一枚のメモ用紙だった…

 

まるでスパイ映画のような展開に

ビックリしてしまった私は、思わず

「へ…??」と声を漏らして、

もう一度女性店員の顔を見上げた。

 

すると女性店員は、真剣な表情の

まま、黙って頷いたのだった…

 

(なになに、これ…

どういうこと…???)

 

イタズラか、それともテレビの

ドッキリ企画?と思い、

周囲を見回したが、

店内は至って落ち着いており、

静かな音楽が流れる中、

ゆっくりと食事を楽しむ

お客さん達ばかり…

 

一方、女性店員の切羽詰まった様子を

見るに、人を担ごうとしている

ようには到底思えなかった。

 

(こんな高級店で、店員さんが

イタズラするとは思えないし…

迷惑なドッキリ企画も

受けないだろう。それに…

どうにも嫌な予感がする…)

 

私は自分の直感を信じ、

とりあえず一旦レストランを

出ようと決めて立ち上がった。

女性店員に付き添われるようにして

出口に向かって歩く中、

 

女性店員「角を曲がった所で待って

いて下さい。私もすぐ行きます」

 

小声で囁いた女性店員に向かって

頷き返すと、私はそのまま

レストランを後にした。