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本編
後輩「ジン先輩、贅沢すぎ。
いいじゃないですか、応援してもらえるんだから」
ジン「そりゃそうだけど……あ!?」
会話の途中で、俺は女の子を視界にとらえた。
あの子、確かミオだ。
隣のクラスの女の子で、
スポーツ女子としてはかなり可愛い。人気の子だ。
ジン(もしかして、応援に来てくれたとか!?)
急にやる気になった俺。
彼女の友達のソノコが好みとか、
ふざけた事言ってごめんなさい。
いやもう、応援じゃなくて、
ただ見に来てくれただけだとしても嬉しい。
恐るべし女子パワー。
女の子が見てるって思っただけで、
がっつり実力がでるもんなんだな。
少なくとも俺は。
意外にもインターハイ予選を通過してしまった。祝優勝。
しかも学校にも「インターハイ出場」とか、
垂れ幕が飾られる騒ぎとなってしまった。
ミオ「ジン君、かっこよかったよ」
ジン「え、マジ?
見に来てくれてたんだよね、
ちらっと観客席にいたのが見えた」
ミオ「そりゃ、うちの学校から
インターハイ出場選手が出たって言うんだもの。
ボクシングは全然分からないんだけど、
頑張ってたのは分かったよ」