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本編

何でだよ。意味わからん。

もちろん拒否だ。俺はしれっとスルーした。

すると、今度は分かりやすい嫌がらせが始まった。

 

 

ゴミのバラマキから誹謗中傷から、

果てはSNSで名指しの「食中毒発生!」まで。

こちらも法的処置をとるという事で対抗し、

ふたたびゲントの襲来を受けた。

弁護士からの連絡を受けての事だろう。

 

 

ゲント「おまえ、舐めてるだろう!?」

ジン「こちらはまっとうに権利を

行使しているだけです。

 

 

あのね、嫌がらせを辞めてくれれば、

それでいいんですよ?

何も店を畳めとまでは言いませんから、

普通に商売しましょうよ。

 

 

俺もあなたも、ジャンルは違っても

同じスポーツマンでしょう。

正々堂々と商売で競うべきだと思いませんか」

 

 

やつの心に、まだスター選手だったころの

プライドがあるなら。

一縷の望みをかけてそう言ってみたんだが、

思いっきり逆効果だったようだ。

 

 

ゲント「それを言うなぁ!」

 

 

あ、やばい。逆鱗に触れたっぽい。

後悔したが遅かった。

 

 

ゲントは荒れ狂って怒鳴り散らし、最後には

ゲント「俺の爺さんはなぁ、

この辺をしきってる極道もんなんだぞ!」

言ってはいけない一線を越えてしまった。