※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第1話】俺を逆恨みする同級生「俺に逆らったら、ヤクザの祖父が黙っちゃいねえ!」すると温厚な俺の爺ちゃんが…→実は俺の爺ちゃんは…

おすすめはこちら▼

【第1話】喧嘩自慢ヤンキーが陰キャオタクを挑発→実際に戦った結果…
こちらもおすすめ▼ 本編 ジン「うわ!やばい、 これやばいよ、どうしよう」 思わず声が出てしまった。 コスプレ会場に、意気揚々と やって来てみれば、いきなり 女性参加者に絡むヤカラを発見。 はっきり言って陰キャ&重度 アニメオタクの俺ことジ...

本編

ジン「あーあ。

やっぱ時代はサッカーかねえ」

 

 

俺はジン。

どこにでもいるごく普通の高校二年生だ。

うちの高校は、そこそこスポーツが強くて、

特に野球とサッカーが目立っている。

全体的に球技が盛んってところだな。

 

 

一方で俺はといえば。

正直、あんまり注目されてない。

いわゆる弱小ってやつ。

具体的にはボクシング部だ。

 

 

まー、練習はきつい。上下関係も厳しい。

そして部活の成績はちっともさっぱり。

ついでに女子にも相手にされない。

 

 

今も、女子の注目をかっさらいつつ

廊下を歩く、サッカー部のエース、

ゲントを横目で眺めている。

 

 

友人「羨ましい?

なら、おまえもサッカーやれば?」

ジン「今からかよ。

いや、俺はボクシングが好きだからやってるんだ。

 

 

それに、球技は苦手でな。

サッカーみたいに11人もいるんじゃ、

俺は動けないだろう」

 

 

友人「まぁ、ゲントは小学校のころから、

チームのエースだったらしい。

あいつの真似をしたところで、まぁ無理だわなぁ」

 

 

ジン「俺は俺、あいつはあいつ」

友人「とか何とかいって、

ゲントを羨ましそうに見ているんじゃ、

説得力ないって」

 

 

クラスメートに笑われたが、

俺としても、言い返す気にはなれなかった。

だって、その通りだから。