※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【スカッとする話】クレクレママ「その薬ちょうだい!」→断ると、逆恨みで包丁を持って凸して来て…【第20話】

前回の話はこちら▼

【スカッとする話】クレクレママ「その薬ちょうだい!」→断ると、逆恨みで包丁を持って凸して来て…【第19話】
前回の話はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 アスカ「えっ!?今からですか!? いや……もう寝てたので…… 今からというのはちょっと……」 園長「そうですよね…。 私もそう申し上げたんですけど、 一応聞いて欲しいとおっ...

1話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】クレクレママ「その薬ちょうだい!」→断ると、逆恨みで包丁を持って凸して来て…【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 私の名前はアスカ。 31歳、専業主婦。 家族構成は、8歳年上の夫ケンタと、 子供が2人の4人家族。 長男のタクミは4歳で、 幼稚園の年中さん。 次男のハルトは、生後6ヶ月。 子育てに追われながらも、とても 幸...

本編

私もベッドに戻り、頭の中で

様々なパターンをシミュレーション

しているうちに眠ってしまった。

ところが夜中の3時頃、

玄関のチャイムの音で目を覚ました。

誰かがドアをドンドン叩きまくり

ながら、何やら叫んでいる…。

 

恐る恐るインターホンの画面を見る

と、髪を振り乱すクレハの姿が…。

驚きと恐怖でどうすればいいのか

分からずに固まっていると、

お隣の部屋のコワモテの旦那さんが

出てきて、クレハを怒鳴りつけた。

クレハは驚いて飛び上がった後、

すぐにインターホンの画面から

消えた。どうやら逃げて行った

ようだった。

 

私は慌てて110番に通報すると、

すぐに来てくれるとのことだった。

警察を待つ間、メグミさんに連絡を

するかどうか迷ったが、昨日

『夜中でも遠慮せず、すぐ連絡

して!』と言ってくれていたことを

思い出し、恐る恐る電話をかけた。

 

メグミ「……ん……もしもし……」

 

アスカ「メグミさん?こんな時間に

電話してごめんなさい…アスカです…

あのね…。今さっき、クレハが玄関の

ドアの前まで押しかけて来て…」

 

メグミ「ええっ!!!

ドアの前!?今も居るの!?」

 

アスカ「いや、お隣の旦那さんが

すぐに出てきて怒ったの。

そしたら、逃げてった。

一応110番に通報したら、

すぐ来てくれるって」

 

メグミ「そっか…。良かった…。

絶対にドア開けたり、窓から

覗いたりしちゃダメだよ!!!

すぐナオキ起こして、

そっちに行かせるから!」

 

アスカ「分かった…。でも…。

ナオキさんに悪いし…すぐ警察が

来てくれると思うから…」

 

メグミ「なに言ってんの!

危ないよ!!!

すぐ行くから待ってて!!」

 

メグミさんは私の遠慮を一蹴し、

電話の向こうでナオキさんを

起こし始めた。