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【第11話】大家「半年も家賃を払わないなら出ていけ!」→俺「払ってます…」証拠を見せると衝撃の展開へ
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 なんと、今度は掲示板だけでなく、 廊下やエレベーターの中、5階の 廊下から部屋のドアに至るまで、 延々と張り紙がされていたのだ!! 俺は怒りに震えながらも、 深呼吸をして冷静になろう...
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【第1話】大家「半年も家賃を払わないなら出ていけ!」→俺「払ってます…」証拠を見せると衝撃の展開へ
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本編
イザキ「そういえば、何日か前に
お電話したんですけど……」
スカオ「あっ!すみません!!
仕事の方が忙しくて、
終電続きだったもので……
折り返そうと思ってたんですけど、
すっかり忘れてました……」
イザキ「という事は…もしかしたら、
スカオさんがご不在の時に、この人、
何度か来てたのかも
しれないですね……」
スカオ「あぁ、確かに…!ポストも
あまり確認してなかったし……」
イザキ「スカオさんと
連絡が取れず、痺れを切らして、
張り紙なんて暴挙に
出たのかも知れませんね……」
作業を終えた後は部屋に
上ってもらい、話を続けた。
イザキさんによると、
オーナーと連絡を取ったところ、
やはり家賃は毎月
受け取っているとの事で、
嫌がらせをしている中年女性は、
オーナーでは無く、
偽者だとの事だった。
イザキ「押しかけて来た女性とは、
それ以前に面識は
無かったんですよね?」
スカオ「はい。全く
会ったことの無い人でした」
イザキ「何か、トラブルとか…
怨みを買うような出来事は…?」
スカオ「う〜〜〜ん…
思い当たるような事は特に……」
イザキ「そうですか〜……
まぁ、些細なキッカケで、
一方的に執着されてしまう事も、
有り得ますからねぇ……」
スカオ「本物のオーナーの
サクラコさんは、
何か仰ってませんでしたか?
トラブルとか…
思い当たるふしとか……」
イザキ「いえ、特には…」
スカオ「前の住人がらみの
可能性は?」
イザキ「このお部屋が賃貸に
なったのは3年前からで、
スカオ様が初めての借主様です。
それ以前は、新築の頃から、現在の
オーナー様がお住まいだったようで…
何でも、お父様から
贈与された物件だそうですよ?」