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【スカッとする話】反抗期の娘「お前なんていらない!消えろ!」→翌日、父は帰って来なかった… 【第9話】

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【スカッとする話】反抗期の娘「お前なんていらない!消えろ!」→翌日、父は帰って来なかった… 【第8話】
前回の記事はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 カナコ「まぁ、それは 大げさなんだけど。 でもちょっと笑顔が固いかなぁ? いつものスカ美ちゃんなら、 もっと自然に笑ってると 思うんだよね」 スカ美「すみません」 カナ...

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【スカッとする話】反抗期の娘「お前なんていらない!消えろ!」→翌日、父は帰って来なかった… 【第1話】
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本編

スカ美「喧嘩っていうのは、

当たってます。彼氏じゃなくて、

父親とですけど」

 

カナコ「親子喧嘩かぁ。

お父さんに何か嫌な事言われた?

スカ美ちゃん17歳だっけ?

そういうお年頃だよね」

 

注文した品が届いて、

私達は食事を始めた。

私は、どうしようか迷った末に、

お弁当を持っていけ、

要らない、ともめた挙句、

家を飛び出した話をした。

 

スカ美「私、バイトを

始めてから、ずっと食事して

帰ってるんですけど。父の料理を

食べたくないんですよ」

 

カナコ「そんなに壊滅的なの?

いわゆるメシマズってやつ?」

 

スカ美「うーん、普通くらい、

ですかね?たぶん一般的な

家庭料理レベルだと思います。

最近は全然食べていないので、

よく覚えてないですけど」

 

カナコ「そうかぁ、味が

嫌だからってわけじゃないのね。

確かに、スカ美ちゃんはいつも

ご飯食べてから帰るよね。

私は一人暮らしで、面倒くさい

からここで食べてるんだけどさ。

スカ美ちゃんは高校生なのに、

どうしてかなぁ?とは思ってたの」

 

スカ美「父とは気まずくて」

 

カナコ「高1の時から

ずっとなの?確か、1年生で

バイトに入って来たよね」

 

スカ美「はい」

 

カナコ先輩は、新人時代に

教育係もしてくれた。

明るくて優しいし、

面倒見もよい。いつもこうして

食事に付き合ってくれる。

その人柄を信じ、

私は思い切って父と

長く対立している事、

というか一方的に私が父を

嫌っている事を打ち明けた。