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【スカッとする話】反抗期の娘「お前なんていらない!消えろ!」→翌日、父は帰って来なかった… 【第7話】

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本編

いきなり叩かれたせいだろう、

父はお弁当の包みを

持っていられず、

床に落としてしまった。

 

ユウジ「あ、おい!」

 

スカ美「もう行くから!

お弁当だけじゃない、

お前なんていらない!消えろ!」

 

うっすらと「やりすぎたかも」

という後悔が、

胸をよぎったけれど。

要らないと言ってるのに、

しつこく弁当を用意する

父が悪い。そう思い直して、

私は自転車に飛び乗った。

 

木曜日はファミレスバイトの

日だ。一緒に働く先輩や、

学校は違うけど、年齢が同じの

職場友達、パートのおばさん。

慌ただしく挨拶を交わして、

仕事の準備を始める。

私はホールスタッフだ。

朝の嫌なやり取りを思い出して、

ちょっと、いやかなり、

不愉快になったけれども、

笑顔にならなきゃいけない。

でも、かなり不自然な

態度だったみたい。

カナコ先輩に呼ばれた。

 

カナコ「スカ美ちゃん、

どうしたのよ?顔が怖いよ」

 

スカ美「え?あれぇ?

そんなに怖いですか?」

 

カナコ「うん、赤ちゃんが

泣きだすレベル」

 

カナコ先輩は笑いながら言った。

私は焦って、ぺしぺしと

頬を軽くたたいた。