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本編

父が言っていた、

強力な助っ人とは、彼の事だ。

時代遅れな感覚むき出しの義両親、

きっと権威に弱い。

 

 

その権威には、新聞やテレビ、

雑誌も含まれる。

ネットが発達した都会ならともかく、

山奥の村なら、雑誌に記事が書かれる。

 

 

しかも、嫁いびりを

面白おかしくレポートされるだなんて、

悪夢でしかないだろう。

父の予測は当たり、

義両親はいっきに真っ青になった。

 

 

義父「ちょ、ちょっと待て」

義母「そんな記事書かれたら困る!」

 

 

雑誌記者「え?私はちっとも困りませんよぉ?

むしろ、がんがんやってもらった方が、

私にとってはありがたいです。

記事はきっと高く売れますから。

あ、雑誌が出た時には、一冊送りますか?

何なら、村の皆さんとか、ご親戚にも」

義父「やめろ!」

 

 

悪行をばらされたらやばい。

そんな自覚があっての事だろう。

義父は口をぱくぱくさせ、

義母は顔を手で覆ってうつむいた。

うん、勝負あった。

 

 

スカコ父「離婚の承諾、慰謝料の支払い。

いいですね?」

父がダメ押しし、

義両親はギブアップ。

 

 

ヒロヤもがたがた震えながら、

頷いたのだった。

後は弁護士にお任せ。

夫は言われるがまま、書類にサインした。

 

 

その後。
離婚は成立し、

慰謝料も無事に一括入金された。

ヒロヤからは手紙がきた。