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【第1話】夫が私にプロポーズしたのは親の指図だった!→真実を知り家を出ようとした瞬間…
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本編

怒鳴りつけてもいい程だと

思うのに、へらへら愛想笑いして

 

ヒロヤ「父さん、勘弁して」

 

だって。

結局、疲れてつまらなくて、

ただただ苦行の旅行だった。

帰ったら帰ったで、

このまま義実家にいろとも言う。

同居する気満々、いや違うわ。

最初から同居が確定で、

既成事実を作る気満々なんだわ。

 

しかも、ヒロヤは私を置いて、

一人で都市部の自宅に

帰ろうとしている。

地獄の湯治場耐久10日間で、

私がヒロヤに強く出ると、

義両親がダブルで説教技を披露して

くると、学習した結果らしい。

 

夕食の支度だ風呂の用意だと

騒ぐ義母を振り切って、

私はヒロヤの後を追い、

車に乗り込もうとしていた

彼の先回りをした。

 

自宅と義実家は、

車で7時間くらいの距離だ。

バスは一日に2本しかなく、

今日はもう来ない。

置き去りにされたら、万事休す!

 

スカコ「ヒロヤ!何で一人で

帰ろうとしてるのかな?」

 

ヒロヤ「だって、

俺は明日から仕事だし」

 

スカコ「私もですけど?」

 

ヒロヤ「父さんも母さんも、

スカコが仕事してると

知らないんだ」

 

スカコ「そういう話じゃないわ!

とにかく、私も乗る」

 

ヒロヤ「え?

だって母さんが」

 

スカコ「乗・せ・ろ!」