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【スカッとする話】元彼女を奪った上司から奥さんを略奪することを決めた俺【第4話】
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本編
営業担当者は、成績に応じて
インセンティブが支給される。
これは報奨金制度というもので、
俺達営業マンにとって、月収や
年収を左右する大事な要素だ。
全体成績、個人の営業成績の
割合から、査定を決める。
今のところ、今月と来月は、
月収大幅アップが見込めた。
それを話しても、メグミは
冷笑をやめなかった。
むしろ、一層バカに
されたような気がした。
メグミ「私は、安定した
収入の話をしているの。
今月や来月が良くたって、
そんなの営業成績次第でしょ?」
スカ太郎「それはそうだけども。
メグミ、何が言いたいんだ?
俺の収入がどの程度なら、
メグミは納得できるんだ?」
少しためらいはしたが、
この際は腹を割って
話し合うべきだと思い、
俺はズバッと聞いてみた。
メグミはまた鼻で笑った。
メグミ「そうねえ、
せめて課長クラスかな。
コバ課長くらいは
いってもらわないとね」
スカ太郎「課長?コバ課長?」
俺の上司の名前が
出てきて、驚いた。
コバ課長は一課、
メグミは二課だ。