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【第18話】嫁が事故で半身不随に→嫁の毛布を取った瞬間、俺は理性を失い…

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【第17話】嫁が事故で半身不随に→嫁の毛布を取った瞬間、俺は理性を失い…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 うちのバイトリーダーで、 何なら二号店の店長を 任せてもいいかもな。 そんな風に思っていた 期待の若手コウスケ。 真っ青な顔で、汗をだらだら 垂らしているバイトの古株の顔...

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【第1話】嫁が事故で半身不随に→嫁の毛布を取った瞬間、俺は理性を失い…
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本編

俺は、コウスケの足首を

がっちりつかんで、エリコが寝ている

ベッドから引きずり下ろした。

どたんと音をたてて、

コウスケは床に転がった。

 

エリコ「きゃあ、コウスケ君!」

 

スカオ「おまえもおまえだ!

何言ってるか、分かってんのか!!」

 

エリコ「そ、そうじゃなくて!

違うの、違うのよ!」

 

何がどう違うのか。

言い訳できるものなら

やってみやがれ。聞いてやる。

面白い言い訳ができたら、

いっそ許してやらなくもないぞ。

 

そんな気分で、俺は床にへたり込む

コウスケと、ベッドで震え

あがっているエリコをにらんだ。

もちろん、気の利いた弁解など、

できようはずもなく、二人はそろって

口をぱくぱくさせるだけだった。

 

スカオ「いつからだ」

 

エリコ「え?」

 

スカオ「いつから不倫してたんだ

って、聞いてるんだよ!」

 

可愛さ余って憎さ百倍とはこの事か。

俺は怒りのあまり、

ほとんど絶叫していた。

ひぃっとエリコが

小さく悲鳴をあげた。

 

実際のところ、聞くまでもなかった

コウスケは、大学3年の頃から、

冬になると何かしらの理由をつけて

シフトに入れないと言っていた。