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本編

イライラが止まらない。

ああ、いけないいけない、

落ち着けスカミ。冷静に、冷静に。

 

 

せっかくテイクアウトしてきた、

カフェのランチパックを食べる気分を取り戻すため、

私は何度も深呼吸した。

 

 

スカミ「いやー、どうしよう。

戦力に育てる自信がないよ」

ケイコ「部長には言った方がいい、なるべく早く」

 

 

マユ「何なら、午後いちでもいいんじゃないですか。

午前中のあの様子じゃ、急に午後から

真面目な就業姿勢に変わるとは、

ちょっと思えないですよ?」

 

 

二人に指摘されて、それもそうかと私は納得した。

本当に、ルナは何を考えているのだろう。

まったくわからない。

 

 

理解できないし、予想するにしても手掛かりさえない。

これは、彼女を連れてきた張本人に聞くしかないか。

食事を終えてオフィスに戻り、

 

 

さっそく人事部へ連絡を入れる。

アオキ部長は、午後の業務が始まる前に、

少しならと面談を了解してくれた。