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本編

アスカ「な、何をしてるの!?」

シュウト「ほら、やっぱり俺が一番強いじゃーん!

砂の山を壊してもなー、強く見えないからさぁ。

車だって、俺はやっつけられるんだぜー」

 

 

ドヤ顔で叫ぶ幼稚園年中男児が、

たまらなく小憎らしかった。

その私の怒りに、母親が盛大なる燃料投下。

 

 

アツミ「あらぁ、シュウトったら。

凄いのねえ、年中さんとは思えない力持ちさん!」

 

 

シュウト「ママ!

俺が一番だよね!」

アツミ「そうよ、一番。

シュウトが一番強いわ!」

 

 

得意がる息子を、たしなめるどころか、

嬉しそうに眺める母親の図に、

気が遠くなりかけた。

 

 

あの親にしてこの子あり。

確かに、シュウト君はアツミさんの

息子だわ。悪影響をたっぷり。

これでもかとばかりに受けまくり。

 

 

ああもう、どうしてくれようか。

いっその事、二人まとめて蹴っ飛ばしてやろうか。

そう思った時だ。

 

 

ユウジ「な、何じゃこりゃああああ!」

 

 

今度は、ユウジの悲鳴が轟いた。

気の毒な夫は、買い物帰り早々に

悲惨な現場を目撃してしまったのだ。

 

 

ユウジ「何してくれてるんだ、おまえは!?

あんたが母親か!?

どういうつもりで、

のんびり眺めてるんだ!?」