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【スカッとする話】 結婚したコトメが嫁いびりに耐えきれず逃げ帰ってきたので…【第7話】
前回の内容はこちら▼ 本編 義母「嫁なんだから、 婚家の者より早く寝ようなんて、 思っちゃいないだろうね?」 釘をさしてくる。 そして、マナブは 朝5時起きなのだが、 意外と夜更かしな人だった。 後で知ったけど、 工房の仕事は午後3時に終わ...
本編
旦那様をないがしろにするのか、
跡継ぎをもうけるのは
嫁の使命だ、それを何だと
思っている、と。
罰としてお昼抜き。
大見得きって、私なら大丈夫!
みたいなアピールを
してしまった手前、マナブに
相談するというのも、
ちょっとなあ。
そんな気持ちだった。
こうして耐え忍ぶこと2年。
いくら何でも、
限界があるんじゃないの。
だんだんそう思い始めた。
そんなとき、義実家を
訪問する者が現れた。
24歳の義妹だ。
名前はアイという。
私が嫁いできた時、彼女は
義実家に居なかった。
都市部の大学へ進学し、
卒業してすぐ、
ゼミの同期とかいう男性と
結婚したと聞いている。
私とアイは入れ違いといった
感じで、義実家で一緒に
生活した事は無かった。
というか、アイは滅多に
帰省してこない。
結婚式で会って以来では
ないだろうか。
彼女は、玄関を入った時点で
大泣きしていた。
アイ「もう嫌!あんなやつとは
暮らせない!
1秒だって我慢できない!」